5月2日、3日とカウラ市で行われた紅葉祭りイベントにJCSを代表して参加して参りました。シドニーは雨模様の日が続いていましたが、内陸の方はずっと雨が降らず乾燥した日がずっと続いていたとのことで、カウラに滞在した両日とも快晴に恵まれイベントとして有難い天候の二日間でした。秋の装いもその色合いを変化させ、紅葉は更に深さを増していた日本庭園の木々達を見ることができました。
2日は、まずPOW墓地の豪日の戦没者のお墓の前で、代表献花が行われました。その後場所を変えて、日本庭園に設置されたテントの中で公式の開会式典が執り行われました。その中でまず、鈴木大使より神風特攻隊に行く予定だったご自分の父親の感動的なお話を頂きました。次いで庭園内お茶室にて裏千家によるお茶会に招待されて美味しい抹茶を一服を頂いたのち、再びテント内会場に戻り、市長主催のレセプションが始まり、その中で荒井敦子ソプラノ歌手による歌の披露が行われとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。最後に山中総領事から外務省表彰されたカウラ在住のローレンス・ライアン氏、グレイム・アプソープ氏のお二人へ表彰状が授与されレセプションは閉会となりました。その翌日もカウラ日本庭園にて多くのパフォーマーの方達により、弓道、折り紙、茶道、着物の説明、習字、歌舞伎パフォーマンス、日本語のゲーム、そして日本の歌の指導、等が行われ参加した皆さんは楽しい一日いを過ごしていました。(渡部)
