シドニー日本クラブでは3月16日(土)・17日(日)の週末、シドニー日本商工会議所とシドニー日本人会との共催で、「カウラ多文化祭・ブレークアウト75周年特別バスツアー」を催行し、三団体の会員33名が参加しました。カウラ多文化祭は、「和解の郷里(Home of Reconciliation)」として知られるカウラのコミュニティ・イベントで、1965年以来毎年開催され、数千人が参加するイベントです。2019年はカウラ捕虜収容所集団脱走事件から75周年となり、日本がゲスト国(1966年以来2度目)に選ばれました。

総領事を囲むJCSの参加者

ツアー初日はFestival Paradeに参加しました。子供用のミニお神輿を先頭に、皆さん着物や浴衣、法被を着てカウラ市内をパレードして会場の公園まで歩きました。翌日は、捕虜収容所跡地を見学し、その後、日本人墓地で渡部副会長の読経の中、参加者皆さんがご焼香をして慰霊を行いました。お昼にはジャパニーズガーデンを見学し、昼食後、シドニーへの帰途につきました。